住友ファーマから販売されているヒビテン液は、多くの医療機関で使用されている消毒液です。
そんなヒビテン液が販売中止になっているという噂が流れています。
販売中止の理由は?購入できるならどこで買える?市販の代替品はある?など、ヒビテン液について徹底調査してみました!
ヒビテン液は現在も販売中!販売中止が広まった理由は?
ヒビテン液が販売中止になっているという噂は間違いでした!
では、なぜそんな噂が流れてしまったのでしょうか?
その理由を調査してみました。
理由としては、2つのことが考えられます。
- パッケージが変更されたタイミングで品薄になったこと
- 主成分の注意喚起が追加・周知されたこと
パッケージが変更されたタイミングで品薄になった
ヒビテン液は2019年と2020年にパッケージの変更を行なっています。
入れ替えのタイミングで品薄になったことから、販売中止が噂されたと考えられます。
主成分に注意喚起が追加・周知されたこと
2017年にヒビテン液の主成分であるクロルヘキシジングルコン酸塩に、注意喚起と周知が行われたことで、販売中止という噂に繋がったと考えられます。
主成分に関する注意喚起はこちらをご確認ください。
あくまで推測に過ぎませんが、以上のことから販売中止という噂が流れてしまったと考えられます。
ヒビテン液の市販は薬局で買える?詳しく調査
販売中止にはなっていないことが分かりましたが、どこで販売されているのでしょうか?
ヒビテン液の販売状況について調査してみました!
ドラッグストア
ヒビテン液はドラッグストアでは販売されていません。
ヒビテン液は医療薬品に分類されるため、市販されていません。
ですが、非処方箋医薬品であるため、薬剤師のいる薬局では取り扱いがある場合もあります。
病院
ヒビテン液は病院では販売されていません。
病院内で使用されることが多いヒビテン液ですが、販売は行われていません。
おそらく病院内での使用に限り、患者に処方されることはないかと思われます。
零売薬局
ヒビテン液は零売薬局で販売されています。
処方箋医薬品以外の医療用医薬品を販売することを零売(れいばい)といい、零売をおこなう薬局を零売薬局といいます。
ジョブメドレー
零売薬局では購入できるのですが、問題は日本にまだ零売薬局の数が少ないことにあります。
2023年1月時点で、20店舗程度しか存在していません。
20店舗ある中でも、中国・四国地方にはまだ零売薬局が1店舗もありません。
ネット通販
Amazon
ヒビテン液はAmazonでは販売されていません。
楽天市場
ヒビテン液は楽天市場では販売されていません。
Yahoo!ショッピング
ヒビテン液はYahoo!ショッピングでは販売されていません。
ヒビテン液が売ってない!市販の代用品・代替品は何がある?
「ヒビテン液」が売っていなくて、代用品が欲しいと思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、医療薬品の成分や効能を個人で判断したり、ネットの情報を鵜呑みにするのはとても危ないことです。
市販やネットで買える消毒液は何がある?
ここからは、市販やネットで買える消毒液をご紹介していきます。
サラヤ ヒビスコールSH
サラヤから発売されているヒビスコールSHは、ヒビテン液と似ている点として成分が同じクロルヘキシジングルコン酸塩であることが上げられます。
ポンプ付きなので、そのまま設置して使用できるのも手間がかからないので嬉しいですね!
健栄製薬 手ピカスプレー
健栄製薬から発売されている手ピカスプレーは、リン酸を加えたアルコール消毒液です。
コンパクトなサイズ感なので、玄関やリビング、キッチンなどにおいても邪魔になりません。
健栄製薬 手ピカジェルプラス
手ピカジェルプラスは、手ピカスプレーと同じく健栄製薬から発売されているジェルタイプの消毒液です。
ジェルタイプですが、ジェル特有のベタつく感触は少ないと評判の商品です。
ヒビテン液が販売中止の理由を調べている人がよく思う質問
ヒビテン消毒とは何ですか?
ヒビテン液は、殺菌消毒薬です。 病院で広く使用されている殺菌消毒薬として知られています。
ヒビテンとエタノールの違いは何ですか?
ヒビテンは一般名をグルコン酸クロルヘキシジンといいます。
グルコン酸クロルヘキシジンは低水準消毒薬に分類され、一方、エタノールは中水準消毒に分類されています。
ヒビテン液はどんな匂いがしますか?
ヒビテン(クロルヘキシジングルコン酸塩液)は、無色〜微黄色の澄明な液です。
匂いはなく、味は苦いという特徴があります。
まとめ
以上、ヒビテン液についての徹底調査でした!
ヒビテン液が販売中止になっているという噂は間違いで、現在でも販売されていることが分かりました。
ですが、ヒビテン液は医療薬品に分類されるため市販されておらず、店舗で購入するには零売薬局などで問い合わせる必要があります。
市販品でも消毒液は販売されており、それらはドラッグストアやネットショップで幅広く展開されていることが分かりました!
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